DISPATCH №0703 / 2026-07-03 / MORNING EDITION / 03 ITEMS / BUILD 20260703.0735 / LIVE / CURATED BY 泉水亮介
VCB News & Post Headline
JST · 07:35 · THU
MORNING DISPATCH · THURSDAY · JULY 3, 2026

2026.07.03

Claude · Agents-A1 · Gemini 03 ITEMS · READ 4 min
開発者ツール / CLAUDE CODE / CODE.CLAUDE.COM 公式 CHANGELOG / DEVELOPERSIO / NEWS

Claude Code v2.1.197〜2.1.198 が大型更新 — Sonnet 5 が既定に(1M)、Claude in Chrome が GA、背景エージェントが自動コミット&ドラフトPR

Claude Code v2.1.197〜2.1.198 が大型更新 — Sonnet 5 が既定に(1M)、Claude in Chrome が GA、背景エージェントが自動コミット&ドラフトPR

Claude Code の 2.1.197〜2.1.198 で、既定モデルが Claude Sonnet 5(ネイティブ1Mトークン、8/31まで $2/$10 の導入価格)に切り替わり、Claude in Chrome が正式版(GA)に到達した。あわせて背景エージェントが自動コミットしてドラフトPRを開く、Explore エージェントが Haiku→Opus に格上げ、組織既定モデル設定、サブエージェントの5階層ネストなど、自動化・運用まわりが一段強化された。

キーポイント

  • 既定モデルが Sonnet 5 に。ネイティブ1Mトークン・最大出力128k。adaptive thinking が既定ON、手動 extended thinking は廃止(400エラー)。導入価格は8/31まで $2/$10 per Mtok
  • Claude in Chrome が GA。拡張機能連携で Webアプリのテスト・コンソールログでのデバッグ・フォーム入力自動化・ページからのデータ抽出が可能。/chrome →「Select browser…」で使うブラウザを選択
  • 背景エージェントが自動コミット&ドラフトPR作成、短時間のネット断は自動リトライ。agent_needs_input / agent_completed の通知フックでデスクトップ通知が可能に。Explore エージェントは Haiku→Opus へ格上げ
  • 組織既定モデル(Org default / Role default)を管理者が設定可能に。サブエージェントがさらにサブエージェントを spawn 可能(最大5階層)
  • セキュリティ: claude mcp list/get がリポジトリ自己承認した .mcp.json サーバーを起動しないよう修正、未信頼ワークスペースは「⏸ Pending approval」表示。1Mコンテキストをクレジット無しで使い永続的に詰まる不具合を修正(標準上限まで自動 compact)
VBC 受講者が日常使う Claude Code の既定が Sonnet 5+1M へ更新され、Claude in Chrome の GA で「ブラウザを操作するエージェント」が正式な選択肢になった。背景の自動コミット/ドラフトPRや通知フックは、ループ・エンジニアリングや無人運用の土台が整ってきたことを示す。
オープンウェイト / エージェントモデル / INTERNSCIENCE(GITHUB)/ ARXIV 2606.30616 / NEWS

Agents-A1 公開 — 35B MoE の長時間タスク特化エージェントモデル、パラメータでなく「行動の長さ」をスケールして1兆級に匹敵(Apache-2.0)

Agents-A1 公開 — 35B MoE の長時間タスク特化エージェントモデル、パラメータでなく「行動の長さ」をスケールして1兆級に匹敵(Apache-2.0)

上海 AI Lab の InternScience グループが、検索・科学研究・ソフトウェア工学・ツール呼び出しなどの long-horizon(長時間・多段)タスクに特化した 35B MoE モデル Agents-A1 を Apache-2.0 で公開した。パラメータを増やすのではなく学習軌跡の長さをスケールする「Horizon Scaling」により、GPT-5.5 や DeepSeek-V4-pro、Kimi-K2.6 等の frontier 級と互角、一部の長時間ベンチで SOTA を主張している。

キーポイント

  • Qwen3.5-35B-A3B ベースの MoE。256Kコンテキスト、1ターン内のツール呼び出し回数に制限を設けない設計。SGLang / vLLM で OpenAI 互換エンドポイント提供
  • 「Horizon Scaling」= 平均45Kトークンの長い agentic 軌跡を生成する知識-行動インフラで学習。3段階(全ドメインSFT → ドメイン別教師モデル → マルチ教師のドメインルーテッド on-policy 蒸留)で6ドメインを1つの student に統合
  • ベンチ主張(自社・preprint): GAIA 96.0 / BrowseComp 75.5 / FrontierScience-Olympiad 79.0 / IFEval 94.8 など。35B級では SOTA、frontier 級と競合
  • 重みは Hugging Face(Apache-2.0)、コードは GitHub で公開
  • ⚠️ preprint 品質でベンチは第三者検証で軟化する可能性あり。自ワークロードでの独立評価を推奨
「大きいモデルに全部やらせる」から「小さくても長い作業をやり切るモデル」への流れ(Cognition Devin Fusion・Meituan LongCat 等)に連なる。35B級で1兆級に迫るなら、ローカル/自前ハーネスでの long-horizon エージェント運用のコスト計算が変わり、VBC 受講者の自前推論・エージェント設計の選択肢が広がる。
エージェント / COMPUTER USE / GOOGLE 公式ブログ / THE DECODER / NEWS

Gemini 3.5 Flash に「コンピュータ操作(computer use)」が標準搭載 — ブラウザ/モバイル/デスクトップを1モデルで操作、専用モデル不要に

Gemini 3.5 Flash に「コンピュータ操作(computer use)」が標準搭載 — ブラウザ/モバイル/デスクトップを1モデルで操作、専用モデル不要に

Google が Gemini 3.5 Flash に computer use(画面を見て操作する)を標準ツールとして統合した(public preview)。これまで別モデル(2025-10 の Gemini 2.5 computer use)だった機能が、関数呼び出し・Search grounding・Maps と同じ本番モデルにネイティブ搭載され、ブラウザ・モバイル・デスクトップを1回のモデル呼び出しから操作できるようになった。

キーポイント

  • スクリーンショット取得 → Flash がピクセルを読み次手を計画 → 正確なUIコマンド(クリック座標・入力)を出力 → 実行して再スクショ、のループで動作。専用モデルへのルーティングが不要に
  • 対応3環境: Webブラウザ / モバイル(タッチ入力シミュレート)/ デスクトップソフト
  • ベンチ OSWorld-Verified で 78.4(16モデル中5位。GPT-5.5 は78.7、Anthropic Opus 4.8 が83.4 で首位)。⚠️スコアは各社自己申告・第三者未検証
  • 安全策: prompt injection 対策の敵対的学習に加え、機微/不可逆操作にユーザー確認を必須化 / 間接プロンプトインジェクション検知で自動停止、の2つの企業向けセーフガードを任意(opt-in)で提供
  • 価格: computer use 利用に追加課金なし。Gemini API / Gemini Enterprise Agent Platform で提供、Browserbase デモと GitHub 参照実装あり
同時期に Claude in Chrome が GA 化したのと並び、「エージェントがコンピュータを操作する」機能が主要ラボで標準装備へ向かう流れを示す。専用モデル不要でブラウザ/モバイル/デスクトップ自動化を組める点は、VBC 受講者のE2Eテスト自動化やナレッジワーク自動化の実装ハードルを下げる。一方でセーフガードが opt-in な点は、プロンプトインジェクション設計の自己責任を示す。
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